シニア世代の健康不安、「認知機能」の低下が3年連続1位… | 通販通信ECMO
(株)山田養蜂場がこのほど発表した『ステイホームの健康意識調査 2021年』によると、将来の健康不安について、「物忘れ・認知機能の低下」が1位となった。シニア世代だけでなく、初めて調査対象にした働き世代の40~50代でも2人に1人が警戒感を抱いていた。
現在、認知機能の悩みがある人は60歳以上で27.8%
調査はユーザーの生活や健康意識の現状を知るため、19年から実施して3回目。8月10~16日に、全国の30歳以上男女3391名に聞いた。今回の調査では、自粛生活などの新しい生活様式の浸透による影響も確認されたという。
現在、認知機能の悩みがあると回答したのは60歳以上で27.8%。昨年から6.6%上昇していた。ステイホームが続いたこの1年で悩みを持つ人が増加したことが確認された。将来の健康不安についても、「物忘れ・認知機能の低下」が3年連続で第1位。40~50代でも半数が自身の将来のに対して不安を抱えていることが明らかになった。通勤が減って在宅ワークが増えたなどの影響があったものと思われる。
質問:ご自身の将来の健康において「不安に感じている分野・事柄」があれば、いくつでもお知らせください。
認知機能低下の対策は「知的トレーニング」「趣味」など
認知機能について意識することは、「人の名前が思い出せなくなった」がどの年代でも最も多く58%。一方、若い世代ほど「カギのかけ忘れなどのうっかり」などにも自覚がある傾向で、生活のさまざまなシーンで認知機能の低下が気になり始める年代であることが推察された。
対策として取り組んでいることは、昨年と同様「知的トレーニング」や「趣味」が多かった。対策をしていない人の主な要因では、「何をしたらよいか分からない」が1位となり、40~50代では2人に1人が対策法が分からないと回答した。アフターコロナを見据えた対策として取り組みたいことの第1位は、「脳」の健康対策(49%)だった。
65歳以上の高齢者の6人に1が認知症?
同社によると、高齢化が進行する日本では、65歳以上の高齢者の6人に1人が認知症を有している。さらに現在40~50代が65歳以上になる2050年には、認知症の有病患者数が1000万人を超える(65歳以上の高齢者の4人に1人)との推計もあるという。
調査結果を受け、世界で注目される認知症治療法「リコード法」の日本初の認定医でもある医療法人社団TLC医療会「ブレインケアクリニック」の今野裕之・名誉院長は、ステイホームによるコミュニケーションの減少などで、「使う機会が少なくなった能力が低下している」と、コロナ禍の生活の変化が認知機能に与えるリスクを懸念する。
予防には、知的トレーニングだけでなく食事や運動、睡眠・ストレス管理など、日々の生活の中でさまざまな対策を総合的に行なっていくことが重要。中でも食事は重要で、脳細胞の維持や認知機能改善に役立つ成分を毎回しっかり補給することが大切で、普段の食事で摂りきれない栄養素を補うためサプリメントなどを積極的に活用してもいい、とコメントしている。
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