“健康と平和祈り”毎日折り鶴の動画を投稿|日テレNEWS24
アメリカ・シアトルにいる外交官が、新型コロナウイルスの収束を願い投稿し続けている動画が話題になっています。
■同じ男性の顔が一面にずらり
インスタグラムの画面いっぱいに映し出された男性の顔。同じ画角で同じ内容の動画が毎日投稿されています。
映っているのは在シアトル日本総領事の稲垣久生さん。去年8月21日に着任して以降、毎日ある動画を投稿し続けています。その内容とは――。
■コロナ収束・健康と平和を祈る
「きょうはシアトルに来て365日目です。皆さんの健康と平和を祈りながら鶴を折りました。」(※本文は英語で投稿)
稲垣さんが英語で話しながら自ら折った一羽の鶴を見せています。8月20日には、最初の投稿から365日目をむかえましたが、その後も新型コロナウイルスの収束と健康を祈りながら鶴を折る動画の投稿を毎日続けています。
投稿に至った経緯について、稲垣さんは。
「新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックの影響で多くの方が大変な思いをしている。病気やケガをしている人が早く治るように、苦労している人にお見舞いを申し上げる気持ちでやってみようと思いました」
稲垣さん自身も日本とアメリカの両国で新型コロナウイルスの影響を目の当たりにしました。昨年、東京が緊急事態宣言中に地下鉄に乗った際、先頭車両から最後尾の車両が見通せるほどの人の少なさに「初めての経験だった」と驚いたといいます。
撮影の形式や発信の仕方については――。
「シンプルなワンメッセージを毎日継続して投稿していくことに意味があると思っています」
平和や長寿の象徴とも呼ばれる鶴を折り、動画に添えることで、一日でも早い新型コロナウイルスの収束を願う気持ちも話してくれました。
撮影はシアトルの自宅で一人で行っていて、スマートフォンを固定して動画撮影をしているということです。
■大きな反響 郵便局で…
動画の投稿を続ける中で、大きな反響もありました。主に英語や日本語で「ありがとう」や「続けてほしい」というコメントがついたほか、ロシアの方からも感謝のコメントがあったそうです。
また、稲垣さんがシアトルで郵便局に行った際、マスクをしていたにもかかわらず、初めて出会った男性に「稲垣総領事ですよね?インスタグラム見てますよ」という言葉をかけられたことも。
去年8月のシアトル総領事着任時はインスタグラムのフォロワー数は20人前後だったそうですが、現在は180倍のおよそ3600人にも増えたということです。
稲垣さんは、「新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックが一日でも早く収束し、皆さんが健康で平和に無事に生きていられるように感染がおさまってほしい」と話します。
また、離任するまでは鶴を折り、動画投稿も続けていくつもりで、自宅に保管している折り鶴は老人施設などに配る予定だということです。
画像:在シアトル日本国総領事館提供
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